小川敦子さん撮影

11月2日(金) 20:00〜2:00

 高梁市備中町布賀地区の氏神「亀石八幡神社・合祀神社」の秋季例大祭並びに荒神社の向い年の御祭りが「西江嘉展宮司」の先導で厳かに挙行されました。

 昨年はこの神社が創建され500年の祝賀が行われ、神光社が名誉ある神楽奉納の栄に恵まれ感動の一日でした、もうあれから一年が経ちました。

 神楽の会場には大勢の氏子さんが参詣され、19時から始まった宵祭りの祭典に続き「榊舞い〜導き猿田彦の舞い・雨の岩戸開きの能・国譲りの能・八重垣の能」いわゆる「西林国橋創作の神能三曲」を奉納しました。熱心なお客さんが最後まで拍手や声援をおくって頂き神楽師として、この上の無い充実した一夜となりました。

 さて今回もう一つ確認しておかなければいけない事をもって当地に出向きました、それは来年のことです、平成25年暦の上では11月第一日曜日が11月3日(文化の日)となり備中地方の各祭りが重なることになり事前から各神楽社中に打診しましたがどこも対応できる社中がなかったのです。そのことを神社代表の方に昨年から相談申し上げていたところ、「大願主の平川公之助さん」と「総代長の小西康雄さん」がわざわざ楽屋にお越しになり「来年は昼神楽で宜しゅう頼む」との御配慮を下さり社中員一同何と言っていいか感謝感動の一瞬でした、社中員一同「皆さまに神楽を奉納して良かった」と言われるよう更にに精進することを誓って今日最後の出し物「八重垣の能」を奉納しました。

 前総代長「新倉裕さん」の御子息「新倉淳さんから」超高級ブランドの「さつま芋」が沢山差し入れくださり皆で分け合って頂きました、重ねがさねありがとうございました。