11月9日(土) 21:00~翌朝5:00
 美星町上高末麦草の郷の護り神「産土荒神社(迫本昌臣宮司・長谷川清総代長)」の式年祭にお世話に成りました。
 17時大当番「長谷川喬さん」宅に到着、神楽の仕度〜夕食の宴では「喬さん」の職業の「シキミ栽培」などなどに花が咲き、束の間の時間が過ぎて、当番舞い〜宮上がりとなり式年祭が予定通り進行しました。
 先ず「役指し」から始まり、榊舞い~白蓋神事~神殿神事~導き猿田彦~岩戸開き~国譲り〜五行旗割り~八重垣~布舞い託宣石割神事、翌朝5時頃千秋楽となりました。
 この夜は一見暖かく感じられましたが、やっぱり11月の気温となり、皆さん其々の服装で熱心に、しかも大声援でもって神楽を楽しんで下さいました。
 中には、特別視線の鋭い女性が居られ「おたくはどなたですか?」とお尋ねしたら「私は長谷川毛一の娘です」、荒神社式年祭の為に帰省されたとのこと、やっぱり「臍の緒荒神」の原点はここに有ることを実感しました、必死に田舎を守っている人々が勇気づけられる光景に出会いました。

 更には倉敷市在住の「赤澤さん」と言われる神楽ファンの方も、態々御花&命の泉までご持参下さり、何か久しぶりに、賑々しく本来の田舎祭りの雰囲気を感じる一夜でした。
 来年の「山神社例大祭」は、長谷川銀松さん、更に再来年は長谷川喬さんが大当番とのこと、我が社中をこよなくご愛顧下さることに感謝しつつ麦草の郷を後に帰路につきました。