11月10日(土) 20:00~0:30

 成羽町長地の郷「産土諏訪神社(高田賢彦宮司・金藤清雄禰宜)」の秋季例大祭宵の宮にお世話に成りました、今年の大当番は「渡辺正雄さん」がお勤めに成りました。

 この長地で思い出すのは、平成18年に80年ぶりに挙行された「成羽町長地荒神神楽(テレビせとうちクリエイトさんが14時間に亘る収録をされた)」です、その時に企画監修されたのが、宮司の高田先生であり、産子の「西江馨さん」なのです。

 私は、他の神楽師とは方角が異なるので単独で、「志藤」側から長地を目指しました、ところが志藤から一寸行きかけた所に何と「通行止め」の標識が・・・「んー!! こりゃあ困った」とは思ったが、バリケードの真ん中は車が入れる状態、「ここに成ったらイチカバチじゃ」と思い突入、途中ありゃあどう言うんかなあ「石肌の直角の山を登るやつ?」県外ナンバー(奈良じゃったかな?)の車が道べりに6~8台位駐まっとる、一寸安心しながら進むと「朝日道さん」の仕出しの車とすれ違った、「よっしゃ!!こりゃあ長地に行ける」胸を撫で下ろしました。

 目的地の「諏訪神社」に到着すると、氏子さんが既に参集されていました、神社にカシワデを打って皆さんに「おめでとうございます」とご挨拶した途端、「おい藤井さん、よう来て呉れたのう」という声が、この人こそ前述の「西江馨さん」だったのです、いやーもう懐かしかったしありがたかった、「今夜はきっと素晴らしい宵祭りになるなあ」と確信したひと時でした。

 万事滞りなく、0時半に神楽奉納を終了、「皆さんお元気で、またご縁がありますように、そしてお元気で」と言葉を交わし、長地の郷を後に帰路に就きました、」皆さんありがとうございました。