早春の候、皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
　平素より、消防団活動にさいしまして、格別のご支援とご協力をいただいておりますこと、厚くお礼申し上げます。
　さて、昨年は全国的にも台風や地震などの災害が多い年となりました。中でも数多くの台風は井原地区管内でもかなりの被害をもたらせました。自然災害は突然のように現れ、猛威をふるいます。　　「備えあれば憂い無し」　の言葉にもあるように、いざとゆう時の為に、日頃から準備をしておくことはとても大切です。今年こそは自然災害の少ない年であってほしいと強く願います。
　昨年４月の出部地区管内の山林火災では新入団員を含む多くの団員が日夜を問わず、消火活動、警戒にあたりました。幸いなことにけが人もなく、無事、鎮火のはこびとなりました。消火活動に参加した団員がすすまみれになりながら一生懸命頑張っている姿を見て、団体長として頼もしさとともに、その若い力を誇りに思いました。火災は自然災害とは違い、日頃からお互いが声を掛け合うことで防げるものも多くあります。ひとりひとりの防火意識が、火災を出さない第１歩です。
　井原市消防団木之子分団では今年７名の新入団員を迎えました。各部とも日頃から訓練を積み重ね、有事の際には「地域住民の生命と財産を守る」という使命を遂行していく所存です。諸先輩方の築かれた伝統を大切にしていくとともに、新しいものも多く取り入れ、活動しやすい消防団にしていきたいと思っております。今後ともご指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。最後になりましたが、皆様方のご健康とご多幸、ご健勝を心より祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。