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調理道具であるキッチンツールを大事に使う ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2008/02/12 毎日休むことなくキッチンで活躍しているキッチンツールですが、お手入れの仕方はみんな同じ…なんてことはありませんか?それぞれに合った洗い方、ときどきのお手入れで、道具は長もちするものです。 フライパンや鍋、まな板など、キッチンでよく使われる道具のお手入れ術を調べてみました。 ■フライパン 食後まで調理したままにしておくと、油や調味料などがフライパンにこびりつき、汚れが落ちにくくなってしまいます。余熱のあるうちに、いらない紙などで汚れをふき取って洗えば、たいていの汚れは洗剤を使わず落とせます。 鉄製のものは、タワシやささらなどで汚れを落として洗ったあと、サビないように空焼きして水気をよく飛ばしましょう。洗うときに洗剤を使ってもかまいませんが、洗剤がサビや焦げ付きを防ぐ油膜も落としてしまうため、空焼きしたあと、薄く油を塗っておくといいでしょう。フッ素樹脂などで表面加工がされているものは、加工してある表面が傷つかないようタワシなどは使わず、洗剤を付けた柔らかいスポンジで洗い、水気をふき取ってください。 ■鍋 鍋もフライパンと同様、余熱で温かいうちに、ひどい汚れはいらない紙などでふき取り、洗剤を付けた柔らかいスポンジで洗いましょう。特に、汚れが残りやすい隅の方は念入りにしましょう。 ガンコな汚れが付いてしまったら、鉄やステンレス製なら、スチールタワシなどにクリームクレンザーを付けて汚れをこすり落としましょう。銅・アルミ・フッ素加工・ほうろう製のものは傷がつきやすいのでご注意を。柔らかいスポンジにクリームクレンザーで洗うといいでしょう。 アルミ鍋の黒ずみは、黒ずみが隠れるくらいまで鍋に水をはり、輪切りにしたレモンを入れて加熱します。15分ほど煮てそのまま冷ますと、黒ずみは目立たなくなっているはず。レモンに含まれる酸の働きを利用しているので、りんごの皮でも同様に使えますよ。 ■まな板 細菌が繁殖しやすいので、念入りに洗いたいですね。洗剤などを使い、表面に付いた傷の中の汚れまで落とせるよう、しっかりこすり洗いしましょう。肉や魚を切ったあとは特に細菌に注意したいのですが、熱いお湯で洗うと、たんぱく質が固まり生臭さの原因になるので避けてください。木のまな板は、洗ったあとしっかり乾燥させるのがポイントです。 ■包丁 使ったら洗剤で洗い、お湯ですすいで水気をふき取ります。塩や酸が刃に触れたときは、腐食しないようすぐに洗ってください。刃と柄の間には汚れがたまりやすいので、その部分の汚れ取りもお忘れなく。 ■キッチンばさみ 台所洗剤で洗い水気をよくふき取ってください。切れ味が悪くなってきたら、アルミホイルを何回か巻いたものをザクザク切ると、切れ味がよくなりますよ。 ■におい対策 プラスチック製のボウルなどに気になるにおいがついてしまったら、重曹を振りかけ、スポンジでこすってみてください。湿ったふきんがにおう場合も、同様に重曹を振りかけて、しばらくほうっておきます。重曹は弱アルカリ性の性質をもつため、においを中和したり、酸化した油汚れなどを分解したりする、台所掃除にも使える便利グッズです。水周りや生ゴミなどのにおい消しや除菌にも役立ちます。ただし、変色させてしまうのでアルミ製品には使わないでくださいね。 ■IHクッキングヒーター ふだんのお手入れは、固く絞ったふきんでふくだけ!焦げ付いてしまった場合は、丸めたラップにクリームクレンザーを付けてこすってください。IHクッキングヒーターはお手入れがラクチンなんですよ。 IHクッキングヒーターのラクラクお手入れ方法は東京電力の下記Webサイトでも詳しくご紹介していますので、参考にしてください。 http://c.p-advg.com/adpCnt/r?mid=784923&lid=1 ふだんの小さな手間を惜しまないことが、お手入れ上手への道のようです!こまめに手を動かす習慣をつけたいものですね。 ※お手持ちのキッチンツールの素材をご確認のうえ、くれぐれも注意しながら お試しくださるようお願いします。取扱説明書がある場合はその記載に従い、 判断が難しいときはメーカーにお問い合わせください。 |
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■知ってると便利な電子レンジの小ワザ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2007/11/28 キッチンに欠かせない家電といえば、電子レンジがそのひとつ。食品を温めたり、解凍したりと、毎日活躍してくれますね。でも、電子レンジの特性をもっと知ることで、その活用方法はぐんと広がります!そこで、知っていると便利な電子レンジの使い方、調理や下ごしらえのワザなどを調べてみましょう。 (私なんかは、酒をかんすことがほとんどです。) まずは、“温め”の基本をおさらいです。 加熱ムラをなくすために、食材の大きさや厚さをそろえることが大切。そして、熱が均一に通るよう、容器に等間隔で並べます。例えば、ひき肉などは広げて平らにするといいでしょう。魚やナスのように皮がついているものは、加熱すると中身が膨張し破裂してしまいます。これを防ぐために、加熱前には皮に切れ目を入れましょう。タラコや卵の黄身など、薄い皮がついているものは、竹ぐしかつまようじで数か所、穴を開けてから加熱します。 これらをふまえて、調理の下ごしらえに活用してみましょう(時間は500Wの電子レンジを使用した場合)。 ◆干ししいたけをもどす: 耐熱皿に水200ccと干ししいたけ4枚を入れます。容器内の水でしいたけ全体をぬらしてから、石突きを下にして並べ、ふんわりとラップをして、電子レンジで約3分40秒加熱。5分ほどおいてから調理します。もどし汁は茶こしなどでこして使いましょう。 ◆ニンニクのにおい消し: ニンニク1片を皮付きのままラップでくるみ、約1分10秒加熱すると、風味を残したまま、あの強いにおいがやわらぎ、薄皮も簡単にむけるようになります。 ◆果汁をしっかり絞る: レモンやゆずなどを、ラップなしで皮ごと約1分10秒加熱すると、皮や果肉が柔らかくなり、余すことなく果汁を絞ることができます。少し冷ましてから絞りましょう。 ◆堅い果実を柔らかくする: まだちょっと堅いアボカドやキウイはラップでくるんで約50秒加熱すると、食べごろの柔らかさに。電子レンジのターンテーブルの端に置いて加熱します。 ◆カリカリベーコンを作る: 薄切りのベーコン2枚をペーパータオルで包み、約1分10秒加熱します。すると、ベーコンの余分な脂が落ちて、カリカリベーコンのできあがり!忙しい朝にはうれしいですね。 ◆涙が出ない玉ねぎ: 玉ねぎは皮付きのまま、丸ごと1個をラップでくるみ約1分10秒加熱。すると、目の粘膜を刺激する成分が弱まり、みじん切りをしても涙が出にくくなります。少し冷ましてから切りましょう。 ◆赤唐辛子の下処理: 赤唐辛子2本と水150ccを一緒に耐熱容器に入れ、ラップなしで電子レンジで約1分加熱。すると、ヘタと種がきれいに取れるようになります。水気をきってから調理しましょう。 ◆番外編: ・しけた食品をパリッと復活! 保存しておいた乾き物が、いつの間にかしけていたということはありませんか?そんなときは、ターンテーブルに割りばし4本を等間隔に並べ、その上に食品を置いて加熱するだけで、簡単にパリッと復活します。のり(全切り1枚)は30秒〜1分ほど、せんべい(4〜5枚)は45秒〜1分ほど加熱します。 ・温かいおしぼりを作る ハンドタオルや手ぬぐいを水にぬらして軽く絞り、そのまま30〜40秒ほど加熱。来客時に出すと喜ばれますよ。 最後に、この冬にオススメの電子レンジレシピをご紹介!電子レンジの使い方も参考になりますよ。 ●小かぶスープ →小かぶの下ごしらえに電子レンジを活用。 ●餅のお好み焼き →いつもと違う餅料理を電子レンジで! ●ヘルシーロール白菜 →ロール白菜もソースも電子レンジで作れます。 ●もつ鍋 →気になるもつのにおいは、レモン湯に入れて電子レンジで加熱します! 電子レンジは、コツさえつかめば、いろいろな料理に応用できそうですね! ものによっては、野菜の下ごしらえなど、お湯を沸かして、ゆでて…とするよりも、電子レンジを使用したほうがCO2排出量が少ない、というデータが省エネセンターから出されていますよ。皆さんも、ぜひ電子レンジを賢く活用してみてください。 |
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◆冬場のアツアツでおいしい食べ物。◆ 2007/11/16 「肉まん」や「あんまん」の食べたくなる季節となりました。 私は「豚まん」が好きなんですが、近頃では、コンビニへ行くといろんな中華まんと言うか「○○まん」があります。 また、同じ中華まんでも呼び方がいりいろあるようです。 関西より西では、「肉まん」ではなく「豚まん」という呼び方をする地域もあるようです。(私が呼んでいます。) 一説では、関西で「肉」というと牛肉のことを指すので、豚肉でつくられている中華まんじゅうは、それと区別する意味で「豚まん」と呼ばれるようになったと言われているのですが、確かなことはわかりません。 「肉まんは何を付けて食べますか?」 何もつけないと言う人もいるでしょう。さて、どちらが多いのでしょうか? 私は、からしや酢醤油をつけることが多いのですが、なかには、しょう油、ソース、ケチャップ、さらにはマヨネーズをかけるという方もいらっしゃるようです。 呼び方だけでなく、味の楽しみ方も多種多様なようですね。皆さんのお好みの食べ方はどうでしょうか? |
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=きのこの彩り天ぷら= ---------------------------------------------------------------- 旬のきのこを使った、彩りと風味豊かな天ぷらです。梅と鮭を絡めたものと、青ねぎを絡めたもの。きのこの茶色と衣の赤や緑の色合いが、紅葉を思わせる彩りです。また、残ったきのこはしょう油ベースのたれに漬け、万能調味料として活用しましょう。 ![]() ・しいたけ 65g(4枚) ・しめじ 100g(1/2株) ・まいたけ 65g(1/2株) ・青ねぎ 10g(4本) ・梅干し 35g(2個) ・鮭フレーク 10g ・小麦粉 60g ・氷水 100cc =栄養価=(1人分) エネルギー 352kcal たんぱく質 7.4g 脂質 24.0g 炭水化物 29.5g 塩分 3.1g ■作り方(調理時間の目安:20分)
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=さつまいもときのこのグラタン= ----------------------------------------------------------------2007/11/4 今が旬のさつまいも、きのこを使った料理です。さつまいもをつぶしてホワイトソースと混ぜ、グラタンにします。さつまいもの皮は厚めにむき、捨てずにオーブンで焼き、砂糖をまぶして、いもかりんとうにしましょう。 ![]() ・さつまいも 280g(中1本/正味200g) ・白ねぎ 35g(小1本) ・しめじ 90g(1/2株) ・サラダ油 大さじ1 ・バター 20g ・小麦粉 大さじ4 ・牛乳 400cc ・固形コンソメ 1個 ・粉チーズ 小さじ1 ・パセリ 少々 =栄養価=(1人分) エネルギー 479kcal たんぱく質 11.0g 脂質 23.1g 炭水化物 57.2g 塩分 1.3g ■作り方(調理時間の目安:25分)
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野菜の加熱は、電子レンジだと時間も電気代もおトク ─────────────────────────────────2007/11/10 ビタミンや食物繊維が豊富で、ヘルシーな野菜料理。 野菜をたっぷり食べたいときは、生よりも加熱すると、かさが減ってたくさん食べられます。では、野菜を加熱するときは、お湯でゆでるのと、電子レンジで加熱するのとでは、どちらがおトクでしょうか?さっそく「くらしのラボ」で実験してみました。その結果は…。 電子レンジの方が、早くて安いよ! |
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=豚巻き豆腐の卵とじ= ----------------------------------------------------------------2007/10/15 豚肉の卵とじかと思いきや、豚肉の中身は、実はヘルシーな豆腐。「畑の肉」とも呼ばれる大豆から作られる豆腐は、必須アミノ酸をバランスよく含む良質なたんぱく質と、コレステロールの増加を防いで生活習慣病の予防に役立つといわれる不飽和脂肪酸を含んでいます。健康のため、積極的に食事に取り入れたいですね。淡泊な味の豆腐と甘みのある豚肉は、相性ぴったり!こんがり焼いた豚肉の香ばしさと、ふんわりとした豆腐の食感が楽しめます。 ![]() 豚肉ロース薄切り 130g(10枚/正味110g) 絹ごし豆腐 400g(200g×2丁) 玉ねぎ 180g(小1個) 卵 3個(Lサイズ) 塩 少々 コショウ 少々 七味唐辛子 適量 (A) しょう油 大さじ2 みりん 大さじ4 だし汁 180cc =栄養価=(1人分) エネルギー 461kcal たんぱく質 34.3g 脂質 21.2g 炭水化物 19.3g 塩分 3.6g ▼△今週のエコポイント!▼△ カットした余分な脂身も、ムダにせず利用しましょう! レシピ&エコポイントはこちらから |
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=大根と鶏肉のクリームコーン煮= ----------------------------------------------------------------2007/10/01 この時期から冬にかけて旬を迎える大根は、煮物や酢の物など和食の素材の代表格です。今回は、大根の煮物に洋風のテイストを加えた一品をご紹介します。 鶏肉の旨みがじっくりしみ込んだ大根と、ほんのり甘いクリームコーンの組み合わせは、意外に好相性ですよ! ![]() 大根 350g(10cm程度) いんげん 25g(3本) 鶏ひき肉 150g ねぎ 15g(5cm) クリームコーン缶 小1缶(190g) 水 500cc 固形スープの素 1個 ローリエ 1枚 塩 少々 コショウ 少々 (A) 卵 小1個 片栗粉 小さじ2 酒 小さじ1 塩 小さじ1/4 =栄養価=(1人分) エネルギー 291kcal たんぱく質 21.4g 脂質 9.5g 炭水化物 28.5g 塩分 3.0g ▼△今週のエコポイント!▼△ 余った大根を、長く保存して活用する方法をご紹介します。 レシピ&エコポイントはこちらから |
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=お好みじゃがいも焼き= ----------------------------------------------------------------2007/09/25 じゃがいもをたっぷり使った料理です。お好み焼き風にフライパンでカリッとさっくり焼き上げた、お手軽な一品。どの品種のじゃがいもでもできますが、煮崩れしにくいメークインがオススメです。 ![]() じゃがいも 330g(中3個) 片栗粉 大さじ3 ツナ缶 80g 溶けるチーズ 18g(2枚) パセリ(みじん切り) 適量 オリーブオイル 大さじ2 (A) わさび 小さじ1 しょう油 大さじ1/2 マヨネーズ 大さじ1 =栄養価=(1人分) エネルギー 462kcal たんぱく質 12.0g 脂質 29.2g 炭水化物 37.3g 塩分 1.4g ▼△今週のエコポイント!▼△ じゃがいもの皮とベーコンを使って、味付けいらずの一品に。 レシピ&エコポイントはこちらから |
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◆この秋、嫁に食わすな! 野郎でもできる「焼きナスと焼きネギ にらひき肉あんかけ」の簡単レシピ◆ --------------------------------------------------------------------- 1)ナスとネギは5cm位の角切りにし、グリルなどで焼きます。 (魚を焼く時と同じ要領でOK!) 2)1)が焼き上がるのを待つ間に、みじん切りした生姜、にんにくを油(適量)を入れたフライパンで熱し、香りが立ったところで豚ひき肉を入れて中火で炒めます。 3)ひき肉の色が変わったら、塩、コショウ、鶏がらスープで味付けします。 4)1)が焼けたら表面の皮を火傷しないように剥き、器(深めのもの)に並べます。 5)4)が終わったら、3)にニラと豆板醤(お好みで)を入れ、さっと混ぜます。 6)5)に水溶き片栗粉を入れ、全体に行き渡るように混ぜます。軽くとろみが付いたら4)の上にかけて出来上がり。 ※お好みで大根おろしを添えると、さっぱりといただけますよ。 |
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